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世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画 九州国立博物館 感想


【感想】
 今年の夏の目玉展覧会!
 歴史の教科書では…



~もくじ~
・感想 東間陽一 Azuma Yoichi
・感想 writermiyu


大体1ページくらいには載ってるラスコーの壁画。改めて問うてみると、知ってるようで、知らない壁画でした。ギザのピラミッドが完成したのが約2千年前なので、その10倍前の2万年前の壁画という事になります。

入口が偶然塞がれてなければ、荒らされて壁画は全て消えていたかもしれません。発見して荒らされてカビができたという事なのですが、現在は本当に大丈夫なのでしょうか? 心配です。

ピラミッドも観光客の息や汗で劣化したと聞いたので、観光と文化財の保護の両立は難しいものがあります。大好きな人気歌手の MISIA (ミーシャ) さんがラスコー展に行かれたと聞いて嬉しくなりました。音楽が聞こえてくる躍動感との感想でした!

クロマニョン人は壁画をつくり、洞窟で楽器をドンドコ演奏して、祭りのような事をしてたのかもしれません。躍動感あふれる絵をみると感動的です! 2万年前というと、本当に気の遠くなるような時間ですが人類進化の旅(ジャーニー)からすれば、昨日の事かもしれません。




展示は洞窟の模型に壁画の復元画、そして当時の動物の骨、マンモスなど、石器時代の石器・道具クロマニョン人の復元リアル人形など。当時のヨーロッパは森が深く、獲物も事欠かなかっただろうから、人口がふえて狩猟生活でまかない切れなくなり、農耕生活スタートだったでしょう。

調べてみると、2万3千年前に農耕の痕跡があったといいますから、農耕が始まったかどうかの年数ですね。氷河期に農業をするのはほぼ不可能だった筈ですから、いかに人類が過酷な生活を送ってきたかを伺い知ることができます。

原始的な石器を使っていたのに宇宙旅行まで行けるようになった人類の偉大さ、身に沁みる。人工知能AIにロボット、サイボーグもいずれわんさか出る時代が来るだろうから、人類進化の旅はまだ終わりそうにありません。

月基地や火星基地もいずれ、出来てほしいものです。この夏おすすめの展覧会です!

東間陽一 Azuma Yoichi


ラスコーの洞窟 (絵本地球ライブラリー)

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【感想】
「音楽が聞こえてくるような躍動感が伝わってきました」 (2017年1月17日 東京夕刊より引用)。歌手MISIA (ミーシャ) さんのコメント聞いたとき、代弁してくださったようで嬉しくなって…まさにそうなんだ!と深く感動。天皇、皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻も鑑賞されたとのことでした。

クロマニョン人のこだわり、美意識にも感動。170センチ位の女性もいて長身だったのですね…『楽園』 (鈴木光司著 / 新潮社) が原作のスペシャルアニメ、『満ちてくる時のむこうに』 (1991年・日本テレビ系放送) リアルタイムでみたことを想い出しました。

VHS録画、CD購入したほど好きな作品。スタジオぴえろ制作、平井菜水さんが歌う主題歌 (作品と同じタイトル) が好きで、今でもドライブのお気に入り曲です。透明感ある美しい曲で、繰り返し聴いてます。

有史以前のモンゴル、大航海時代、現代と輪廻転生、1万年の時を超えた壮大なラブストーリーだったことを憶えています。ラスコー洞窟壁画がモデルかと思うほど、世界観そのままの展覧会でした。

writermiyu

2015.06.01 移転
2017.08.11 公開
2024.02.23 更新


時を超えた記憶: ラスコーの夢 (ときめき文学館 4)

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