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ターナーからモネへ―英国の至宝 ウェールズ国立美術館所蔵 熊本県立美術館 感想


今夏、熊本で目玉となる
展覧会でした――


その日は無事巡回。

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展、三沢厚彦さんの展覧会の3つ梯子でした。


【この記事の内容】
・感想 東間 陽一 sieg2039
・感想 writer Miyu
・関連展覧会
・関連情報


【感想】
19世紀ヨーロッパの油絵は
ノリにノッてて名作ぞろい。

平日にスケジュールが組めたので
ゆったりと鑑賞。

東京の展覧会のように、もっと、沢山の人が展覧会にきてほしいです!

ターナーの解説読んでると
環境悪化の説明。

そこでハッとさせられたのが現代のように、PM2.5 や光化学スモッグが当時酷かったのではないかと思うところ。

産業革命の只中にあった当時。

「石炭焚きまくってとにかく稼ぐんだ!」みたいな風潮が蔓延していたでしょうから、環境保護って何?

という具合だったでしょう。

モネの『サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏』を見ると、とても不安な気持ちに駆られた。

まるで人類の幕引きみたいな夕日です。

ネイティブアメリカンの人々は7代先のことまで考えて動け、みたいな教えがあるそうです。

目先の利益ばかり考えず百年、千年先のことを考えて行動したいもの。




フォトショップの制作を増やそうと思ってた所なので、今回の展覧会は、本当に勉強になりました。

モデラーを目指しているので本当はバンバン裸体を作りたいのですが。

モデル代と売れる確率を加味すると、家のインテリアとして使える絵をつくらざるを得ません。

三沢厚彦さんのような
好感がもてる彫刻はいいけど…

彫刻となるともっと売れません。

一般家庭向けに裸婦彫刻やヌードの油絵が売れるかというと、売れません。

子どもが家にいたら尚更でしょう。

ちまちまとした所からのスタートなので、まずはインテリアとして使えそうな物を作るところから始めたいものです。

SFも好きなので、近未来的な形をしたオブジェなども取り組んでみたい。

稼いだら憧れの
ヨーロッパ旅行に行けるよう

日々努力あるのみ。

写真 sieg2039
   東間 陽一 Yoichi Azuma


もっと知りたいターナー: 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

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【感想】
祝・来場者1万人達成!

熊本県立美術館で開催の「ターナーからモネへ」展、賑わってますね。

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775―1851)イギリスのロマン主義の画家。

ターナーポスターカラーという画材の名前、それ位しか知りませんでした。

熊本県立美術館の公式ツイッターを見てたら、ターナー衝撃エピソードが。

美化されすぎの自画像、手段を選ばないライバルへの妨害活動、うーんやりすぎ。

(自画像はまだしも)展覧会前の会場内での制作で、自作の隣にめだった作品がくると、作者不在時になんと…

黒絵具をぬったとの証言も(汗)

被害者には先輩のコンスタブルも含まれるとのこと、被害は複数にわたるのでしょうか?

う~~ん感心できませんねぇ
才能への嫉妬、畏れなのか。

画家の人となりが作品通りと限らぬ
複雑な人物像を思わせる。

しかしながら
偉大な功績ある人なのでしょう。
緑色を使わなかったのは何故だろう?



『吹雪-港の沖合の蒸気船』(1842)を描くためにマストに4時間も縛りつけられ、嵐を観察したというエピソードも。

体張ってますねぇ…

現在は画材の名称になったり美術館で展覧会が開催されてることを考えると、相当の社会的功績のある画家さんなんでしょうね。

孤独で不器用なタイプだったようです。

「ターナーからモネへ」展(熊本県立美術館)でターナー作品が少ないように感じた印象でしたが。

私としてはターナーの絵画
もっと鑑賞したかったです。

ターナーの絵は光、空気、風、波などが繊細に描かれてると思いました。

繊細微妙な中にも不安を連想させるような暗い要素もあり、ドラマチックな表現が伝わってきますね。

2015年夏、『ターナー、光に愛を求めて』という映画が公開されました。

これを機にターナーのこと
もっと知りたいと思いました。

本当に素晴らしい展覧会でした!

運営・編集 writer Miyu


2017.09.04 初回更新
2018.06.21 更新


【関連展覧会】
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 ウェールズ国立美術館所蔵

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